あまくさの法則とは
あまくさの法則とは、会話の中で重要とされる「聞く姿勢」の4つのコツを示した教えのこと。
「上手く話す方法」や「相手にプレゼンする方法」、「論理的な話し方」など、書店には「話すテクニック」の書籍がたくさん並んでいます。しかし、会話の中で最も重要なのは、話すことよりも相手の話を聞くことであり、その4つの要素の頭文字をとってこう呼ばれています。
聞き上手は相手の信頼をゲットしやすいんだよね!
相手の話を引き出すのもテクニックだな・・
聞き上手のための4つの要素
「あ」:相づち
「うんうん」「それで?」「それいいね!」「ヤバいじゃん」など。相づちは、コミュニケーションの中で相手が話す内容に対して、理解や共感を示すための言葉や音声のことを指します。また、相づちは、対話の中で相手に対する関心や尊重を表す手段として使用されます。
「ま」:まとめ
相手の話したことを要約して復唱こと。コールセンターのオペレーターが、あれこれ問い合わせしてきたお客さんに対し「~でお困りということですね、かしこまりました」というのもこれに当てはまります。相手は自分の話がよく理解され、受け入れられているという感覚を持つことから、信頼関係の構築に役立ちます。
「く」:クエスチョン
相手に質問を投げかけること。質問は会話を膨らませてくれます。特にYes/Noで答えられるような質問ではなく、回答者が自由に考えて答える質問のほうが効果的です。「夏休みに旅行に行きたいか?」ではなく、「どこに旅行に行きたいか?」という質問のほうが望ましいとされます。
「さ」:賛美
いわゆる褒めることです。よっぽど自己肯定感が低い人でない限り、多くの人は褒められて嬉しいと感じるもので、会話が弾むようになります。「すごい!」「さすが!」「いいね!」などがこれに当たります。なお、基本的に人間は「外見よりも内面」を「結果よりもプロセス」を褒めると嬉しいと感じることが多いと言われています。合格したことを褒めるよりも、頑張った過程を褒めるべきとした考え方です。
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