モチベーション

プレマックの原理とは、心理学、特に行動心理学で重要な概念で、簡単に言うと、人々は自分が好んで行う活動を通じて、あまり好まない活動を完了する動機づけを受けることができるというもの。例えば、子供がテレビを見るのが好きな場合、宿題を終えた後にテレビを見ることができるというルールは、宿題を行う動機づけとなる可能性があります。ここで、テレビを見る行動（より望ましい行動）が宿題をする行動（より望ましくない行動）の強化子として機能します。

モチベーションとパフォーマンスの関係について興味深い話題、ブルームの期待理論についてご紹介します。ビクター・ブルームによって提唱されたこの理論は、個人がどのように動機づけられるか、そしてその動機づけがどのように行動選択に影響を与えるかを明らかにします。

自己決定理論とは、自分でやると決めた度合いが大きければ大きいほど、私たちのやる気が長く続くとした理論のこと。「他人に言われたから行動した」や「ご褒美を貰えるから行動した」等、自分以外のきっかけで決めたことを外発的動機づけと呼び、「楽しそうだから行動した」や「自己成長に繋がるから行動した」等、自分で決めたことを内発的動機づけと呼びます。