KISSの原則

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KISSの原則とは

KISSの原則(KISS principle)とは、機器などの設計に際して可能な限りシンプルにするべきであるとする原則を表したもの。

米ロッキード社の航空技師ケリー・ジョンソンが、部下のエンジニアに指示をした時の言葉がその由来と言われています。

 

“Keep it simple, stupid.” 
(シンプルにしとけ!この野郎!)

Clarence Leonard “Kelly” Johnson

 

途中にカンマが無い「Keep it simple stupid.」(クソ単純にしとけ!)という意味だとする説もありますが、いずれにしろケリー・ジョンソンは言葉使いがあまり良くない男だったようです。

彼は、なるべく少ない工具だけで整備できるような戦闘機を作るべきとの考えを持っていました。

ここには、一刻を争う戦闘状態のときに、整備士が迅速に機体をメンテナンスできるようにとの彼の願いが込められています。

 

 

KISSの原則をビジネスに適用する

実際にケリー・ジョンソンが書いた戦闘機の設計図

 

良いものはシンプルなもの。成功するためには、シンプルさが大切です。

ビジネス、デザイン、コミュニケーション、ほんのあらゆる分野で、シンプルさは力を発揮します。

製品やサービスの単純化
複雑な機能やオプションを減らし、製品やサービスを使いやすくしましょう。顧客が使い方を理解しやすければ、購買意欲も高まります。

効率性の向上
プロセスや業務をシンプルにすることで、時間とリソースを節約できます。これはコスト削減と利益増加につながります。

明確な発信
メッセージや広告を単純で明確なものにしましょう。顧客が何を期待できるかを理解しやすく伝えることが大切です。

 

 

シンプル・イズ・ベスト

 

KISSの原則が伝えているのは、「頭を使うな」ではありません。むしろ、「本当に大事なものだけを残す勇気を持て」というメッセージです。

情報や選択肢があふれる現代では、足すことよりも、削ることのほうが難しくなっています。だからこそ、シンプルにするという行為そのものが、深い思考の結果になります。

伝わらない説明、動かない計画、続かない仕組みの多くは、複雑さが原因です。

「これ、本当に必要?」と問い直すだけで、物事は驚くほど軽くなります。

シンプル・イズ・ベストとは、効率の話ではなく、迷わず前に進むための姿勢なのです。

(参考文献)
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