桃太郎理論

アイデア

桃太郎理論とは

桃太郎理論とは、偶然や運を行動力と結び付けた理論のこと。

予測が難しい変動的な世の中で、成功や幸せをつかむには、自分の努力だけではどうしようもない偶然や運という要素がとても重要です。偶然や運を引き寄せるのも行動力であるとした考え方です。

この桃太郎理論の提唱者、堀江貴文さん曰く、

お婆さんは流れてきた巨大な桃を拾って家に持ち帰った。
こんな怪しい物体を拾うなんてハッキリ言って完全に異常行動である。
でもお婆さんは、誰もやらなかった行動を起こしたので桃太郎に出会うことになった。
偶然、桃を手に入れたのではなく、お婆さんの行動力が成功を掴むことになったわけだ。

 

法則うさぎ
法則うさぎ

チャンスはそこら中に転がっていて、それに気付いて行動できるかどうかってことか。

イトケン
イトケン

ボーっと生きてると、チャンスに気付けないよね・・

 

 

桃太郎理論は堀江貴文さん自身の経験でもある

インターネットが世の中に浸透する少し前、堀江貴文さんは「これからはインターネットの時代だ!」「インターネットが世の中を変える!」と、WEBサイト制作会社を立ち上げます。

しかし、そんな堀江さんに対し、周囲は冷ややかな反応だったとのこと。

その後、日本のIT企業を代表するにまで成長した堀江さんの会社ですが、それでも「たまたま」「偶然」インターネットの波に乗ることができただけだと、成功してもなお冷たい態度を取られることが多かったそうです。

堀江さん曰く、冷ややかな対応をしていた人たちが何もしなかった時に、インターネットの可能性を信じて行動したからこそ自分は成功したのであり、「たまたま」「偶然」チャンスを掴んだわけではない。行動力こそが成功するための本質であると説明しています。

桃太郎のお話では、お婆さんは川へ洗濯に行った設定になっていますが、ひょっとしたら、誰か他の人も同じ川で洗濯をしていたのかもしれません。そして、巨大な桃を家に持って帰るお婆さんのことを冷笑していたのかもしれません。

しかし、お婆さんは他の人たちがスルーした桃を家に持って帰りました。そして、その謎の桃を食べようとしたところ、中から桃太郎が飛び出してきたのは皆さんご存知の通りです。

これは、たまたまではなく、お婆さんの行動力以外の何物でもありません。

 

 

最初の行動は「気づき」である

私たちの社会には、あまりにも多くの物や情報が溢れているため、普段なんとなく過ごしていると、大事なことやチャンスを見逃してしまいがちです。

桃太郎理論ではお婆さんの行動力が成功に結び付いたわけですが、行動力を後押ししたのは、「この大きさだとたくさん桃が食べられるかも」という、お婆さんの小さな気づきではないでしょうか。

しかし、日常をただ流れるままに生きていると、その小さな気づきすら生まれず、大切な瞬間や貴重な機会を見逃す可能性が高まります。

アンテナを高く立て、自分の人生を意識的に生き、機会を逃さないよう心掛けましょう。過去を後悔せず、未来を楽しみにしながら、今を大切に生きることが、充実した人生への第一歩です。

 

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