巨人の肩の上

教訓

巨人の肩の上とは

巨人の肩の上(Standing on ye sholders of Giants)とは、先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見することを示した比喩表現のこと。

巨人とは過去の様々な偉人のことだったり、人類がこれまで残してきた膨大な知恵を指し、それらがあるからこそ、新たな発見や知見が見いだせるとした考え方のことです。

12世紀にフランスの哲学者であるベルナールが最初に表現した言葉だと言われますが、その後1676年にアイザック・ニュートンが、知人の自然哲学者ロバート・フックに宛てた手紙の中でこの言葉を使い世間に知られるようになりました。

私が彼方を見渡せたのだとしたら、 それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。
I have seen further it is by standing on yᵉ sholders of Giants.

アイザック・ニュートン

この手紙の中でニュートンは、自らの発見や発明は自分の功績というよりも、これまでの人類の知恵(巨人)のおかげであると、巨人の肩の上という言葉を使っています。

 

法則うさぎ
法則うさぎ

なんかニュートンさんっていい人ね♪

イトケン
イトケン

この余裕よ・・・。

 

 

ゼロから生み出すより先人の知恵に頼る

偉大な先人の知恵を踏まえた上で、新たに自分の知見を加える巨人の肩の上という考え方。

これは、膨大な情報を有する過去の解決策を探ってみることの重要性を示しています。

一見、固有の問題であるようなものでも、人類の長い歴史の中で同じような問題に対し、解決法が示されている場合も多々存在します。

自分の頭で考えぬくことも大事なことではありますが、過去の先人たちが見出した解決法があるのではないか。それらを参考にすることはできないか。そして、そのような情報にいかに辿り着けるのかということも重要ではないでしょうか。

なにか物事を学ぶということは、まさに巨人の肩の上に乗っかることを指していると言っても過言ではありません。

巨人の肩を借り、自分の頭で考えるだけでは辿り着けなかったところを目指してみましょう。

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