カラーバス効果

認知

カラーバス効果とは

カラーバス効果(Color Bath Effect)とは、ある特定のことを意識すると、日々の生活の中でその特定の情報が自然と目に留まりやすくなるとした現象のこと。

カラーバス(色を浴びる)と言うくらいなので、もともとは色彩に関する心理として有名になりました。今日のラッキーカラーは「赤」と言われると、やたら赤いものが目に付く現象といったところでしょうか。

しかしながら、実はこのカラーバス効果は心理学用語ではありません。

色に限らず何か物事を意識すると、その関連情報にばかり目が行く現象としてマーケティング等に利用されていることで有名です。

 

法則うさぎ
法則うさぎ

朝のニュースの「ラッキーアイテム」も、その後で気になってしまうので占い系は観ないようにしています。

イトケン
イトケン

今日の僕の「ラッキーアイテム:木工用ボンド」でした。・・・え?

 

 

アンテナを立てておく

世の中はたくさんの情報で溢れかえっています。
その中には有益な情報もあれば、全く無駄な情報もあります。そんなたくさんの情報に「なんとなく」触れているようでは、本当に必要な情報を見逃してしまうかもしれません。

心理学には選択的注意(Selective attention)という言葉があります。
これはたくさんの情報が存在する中で、重要な情報のみを選択し、注意を向ける認知機能のことです。

ぼんやり毎日を過ごしている人と、何かにアンテナを張って過ごしている人では得られる情報に差が生まれてしまうということです。

 

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