シュプランガーの価値類型論

他者/自己

シュプランガーの価値類型論とは

シュプランガーの価値類型論(Spranger’s 6 types of men)とは、価値観の違いで人間のタイプを分類したもの。

人間が生まれながらに持っている「気質」が元となり「性格」が生み出されるため、多くの類型論では人の性格は先天的なものと捉えられています。

しかし、ドイツの哲学者で心理学者のエドゥアルト・シュプランガーは、価値観という後天的に形成されるもので人間のタイプを6つに分類しました。

 

理論型論理的に考え、真理を求めることに価値を置くタイプの人
審美型美しいものを探求することに価値を置くタイプの人
経済型損得勘定で物事を効率的に進めることに価値を置くタイプの人
権力型勝ち負けや人をコントロールすることに価値を置くタイプの人
宗教型ピュアでスピリチュアルなものに価値を置くタイプの人
社会型協調性があり、誰かの役に立つことに価値を置くタイプの人
法則うさぎ
法則うさぎ

価値観は人それぞれなんだね。

イトケン
イトケン

価値観が噛み合わないから、コミュニケーションが難しくなる♪

 

 

同じ価値観の人とは打ち解けやすい

私たちは、初対面の人と少しだけおしゃべりをしただけでなんだか仲良くなれそうだと直感的に感じることがあります。その逆もあり、仲良くなるのが難しそうな人だと感じることもあります。

シュプランガーはこれを価値観の違いによって生じるものとし、価値観が同じならばお互いの理解が容易であると自信の著書で述べています。

(参考文献)
エドゥアルド・シュプランガー「文化と性格の諸類型」(1961) https://amzn.to/48lG1Ta

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